〒278-0014 千葉県野田市下三ヶ尾402-1
国道16号沿い(野田自動車検査登録事務所近く)
お墓は大切な方を埋葬し、供養する場所です。末永く安心してお墓参りが出来るよう心がけて施工しています。特に表に見えない基礎工事には気を配っています。補強金具・石材用耐震ボンドを使用するなど、新しい工法も取り入れ大地震にも耐えるよう工夫しています。また、お客様のご要望や心配事などに耳を傾け、お参りのイメージが出来る様に図面を作成しご提案いたします。
お墓全体を支える基礎工事は、工事全般の中でも非常に重要な部分です。重くて尚且つ後方に荷重が掛かるお墓は傾き易い構造になっています。荷重を分散させる為、弊社ではベタ基礎を標準施工にしています。また、水位が高く粘土質やシルトなどの軟弱な地盤では砕石を詰めた土嚢袋やD-Box工法で地盤を補強し不同沈下を防ぎます。
※DーBox工法とは「土のう」を現代の地盤対策施工技術として活用できるように開発された工法です。透水性を有する特殊な袋に定量の砕石を投入しランマー等で締め固めることで生じる、袋と袋内部に設けた内部拘束具の張力を利用して、土粒子間に大きな摩擦力を発生させることで地盤補強、振動低減効果、液状化対策等の様々な効果を発揮します。
墓地を囲む外柵には、内側から常に大きな土圧が生じています。大地震や大雨など衝撃が加わった場合、階段が押し出されたり、接合部分が開いてしまうことがあります。水抜きを配置することによって外柵内に浸透した雨水を排出させると共に基礎と根石との接着面を荒し、モルタルの接着力を上げ横ズレを防いでいます。さらに根石の四隅をステンレスのコーナー金具で補強しています。出来上がってしまうと見えなくなる所も手間を惜しまず堅牢な造りを心掛けています。下から積み上げて造るお墓の構造上、外柵の不具合は補修が大掛かりになることがほとんどです。
塔婆立は細長く不安定な構造の為、塔婆が数多く差し込まれていると台風などの強風であおられ倒壊する危険があります。底部に心棒を入れて補強し被害を防いでいます。
外柵内に設置している墓誌や墓前灯籠などは、沈んだり傾いたりしない様に地下に石やコンクリートブロックを入れて補強しています。
お墓は小さな墓石でも約800kg、大きなお墓では1500kg 以上の重さになります。従来のセメントやモルタルだけの接着では、心棒を入れたとしても大地震には効果が期待できません 。大地震では竿石だけでなく下の台石から動いてしまいます。セメント系接着剤は強度と汎用性はあるのですが、決定的に弱い部分があります。それは伸縮性が全くない事です。地震などで外部より衝撃が加わった場合、伸縮性がないセメント系接着剤は簡単に外れてしまいます。そのため部材の接合部分には、強靭な接着力と揺れ・振動を吸収する弾力性がある接着剤が必要です。弊社では、先の大地震でも実績のある石材用変成シリコン樹脂系接着剤を使用しています。
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